組織や雇用は愛情なのかなと思うのです。

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週末、久しぶりにディズニーシーに行ってきました。前回行ったのは今は亡き母が健在の頃で、子供の記憶も曖昧だったのでかなりの時間が経過してるんではないかと思います。あ、でもランドは行ったか?僕の記憶も曖昧です。

 

子供がとにかく元気で歩きまくりました。帰宅後iPhoneのヘルスケアアプリ見たら普段の活動量の2.5倍でした(そら疲れるわ)。最近公私ともに老いを感じるなぁ。そろそろ人が欲しい。このブログで書くの何回目だろう?

 

採用の根拠と起源てなんだ?

私のような個人経営をやっている人間が、はじめての人を採用する時ってどんな理由があるのでしょう?

 

  • 業務量が捌けない領域に至った。
  • 一人でできることに限界を感じている。
  • 組織の永続発展に限界を感じている。
  • お客様(相談者様、企業様)の要望にもっと答えたい。
  • 売上をあげたい。
  • そろそろ寂しい。

 

とか。理由はたくさんあると思いますが、僕の場合は上記全部かなと思います。

 

今は良いのです。一人の責任ですし、この仕事は贅沢をしなければ一人でやる分にはなんとか食べていけます。でもそれには必ず限りが出てくるだろうと思い出しました。

 

現時点でも相談者様の多様な要望に答えるにも自分の形成できるクライアント数やその関係作りに割けるリソースが足りない。クライアントの要望を細やかにキャッチアップできるリソースが足りない。

 

また、多くの支援をするには綺麗事抜きに資金は必要です。

 

なぜこんな仕事をしている僕が採用に逃げ腰なのか?

僕はこれまで15年間、人材業界に携わっています。地場産業から上場企業まで、従業員も5名以下から1000人を超える企業まで様々な組織を見てきました。

 

その多くの経験が意思決定を邪魔しているのかもしれません。

 

人材の仕事は企業と人の良いところ・悪いところ、お互いにとっての幸せとは何かを複雑な流れをかいくぐってご縁に繋ぐ仕事ですが、良いものも悪いものも多く見てきました。

 

今はそんなお客様はおりませんが、かつては人を資源のように取り扱う会社や辞める前提、社員とは裏切るものであるという性悪説を目の当たりにすることもありました。

 

「君の意思なんて関係ないからとにかく人をよこせばいい」

「社員なんてどうせ辞めるんだから、コストをかける必要なんてない」

 

すごく衝撃を受けたことがあります。人材紹介業は人売りだと揶揄されることもある仕事ですが(そんなこと一切思ってないですよ)、そんな僕でさえも眉をしかめるような会社はあるのです。もちろん紹介なんてできなかったですが、そういう会社もあるということもこの仕事をして理解しました。

 

紹介した人材が転職先であるクライアントに多大なご迷惑をかけたこともあります。見抜けなかったのです。その人が持つ悪性の強い部分や嘘を。また、面接時と入社後での大きなギャップも感じることは多いです。人一人ひとりの価値観を見抜くことは奇跡的確率であり、未だマッチングにはストレスを感じながら行っています。

 

多分、僕が人を採用できないのは、こういう風に自分が社員を見るようになったらどうしよう?責任とれるのだろうか?社員に裏切られたらどうしよう?「怖い」とどこかで思ってしまうからだと思います。

 

良い会社って何だろう?

一方でとてもうまくいくケースもあります。良い会社の特徴って何だろうなと最近よく考えます。

 

価値観は様々ですので最適解なんて無いと思いますが、僕が見ていて良い会社だなと思うのは、お給料などの衛生要因を抜きとすると、気持ちの部分が多いように思います。

 

すごく曖昧なのですが、愛情や感謝や尊敬などの言葉に代表される極めて定性的なものなのかと思います。

 

良いと思う会社は経営者が本当に従業員を仲間として家族として考えていますし、社員同士もリスペクトをしあっていて、仕事上のミスや悩みなどに向き合うことに逃げていないように思います。どことは言いませんが、そういう会社は増えてきていると思います。いまはまだ理想に届いていなくても努力しているのがとてもわかる会社も沢山あります。

 

それが自分でも作ることができるだろうか?まだ自信がないのかもしれませんね。

 

愛情や感謝、尊敬は家族でも会社でも同じだと思う。

ここでディズニーの話に無理やり戻りますが、昨日は子供と思う存分歩きました。昔の僕ならできなかったと思います。昔は待つのが大嫌いで、待ち時間90分とかダメでしたし、顔に出ていました。でも昨日は全くそんな感情が湧きませんでした。子供が思うようにやりたいようにしてあげたいと思ってました。途中少し寝たけど。

 

僕は起業前後含めて多分ですが、6年間くらい家族に向き合ってきませんでした。いや、向き合ってるふりをしていたと言ったほうが正しいです。

 

ここ6年の僕はこんなでした。

 

それなりの会社を辞めてしまう。どこかの会社で部長になったと浮き足立ったと思えば、自分で会社をやりたいと言い出す。資本金が必要だからと将来の子供達のためにと蓄えていたお金を持ち出す。お給料はでないと言う。

 

多感な年齢の子供を見ていた家内からしてみたら最悪の夫だったはずです。娘や息子からしたら土日もいない、平日も毎晩遅くて信頼関係を作れる相手ではなかったはずです。でもよく何も言わず我慢してくれたと思います。

 

最近になってようやくです。家族との時間を埋め合わせしたいと小さい旅行に行こうとか、ディズニーに付き合ったりとか気持ちが出てきたのは。でも、これはこれで息子は中二、娘は高三とそれなりの大人になっているからすんなりいかない。家族揃ってがどうしてもできない。姉と弟で罵り合う、未だに見ていてイライラすることもありますが、これは家族のことを僕が理解することをサボっていたからです。

 

少しだけ距離が縮まったかもしれないなと思っていますが、どうなんでしょうね?まだ足りません。家族が言い合いしていると自室にこもる弱い僕もいます。もっともっと向き合わないとダメだなと思っています。

 

とうちの家族の話になりましたが、これって会社組織も同じだと思うのです。家族という最小単位でさえもわかりあうのにこれだけ苦労するのです。そして構成員には意思や感情があります。会社組織はこれが他人の集団なのです。コンフリクトするのが当たりまえで、それを前提としてお互いを理解しあわなくてはなりません。

 

それを乗り越えられるのって愛情しかないんじゃないでしょうかね。そんな気がしています。

 

僕が一人目に迎え入れるとしたら、そんな風に社員のことを考えていこうと思っています(そろそろ次に進まないとね)。 

 

カノープス株式会社/青山

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