営業職から事務職になりたい人が希望を叶える方法

最近、あんまり忙しくないので師走感というのはありませんが、なんだかんだと「忘年会する?」なんて声があると行ってみたり、自分から声掛けしたりもするので夜は埋まっていきますね。支出大、脂肪増が必須なので、気をつけます。

 

ご相談者様も4月くらいに切りよく転職したいという希望の方が多いので、のんびり中期フォローをしていますが、営業職の方が一般事務職になりたいニーズは今も昔も多いですね。

 

総合職採用で営業現場から逃れられないのは何故?

新卒で入社して、多くの方が総合職として採用されると思いますが、僕のところにいらっしゃる多くが営業職です。採用企業側が総合職といいつつ、現場最前線に営業として若者を投入するかというと、そりゃ若い方が体力ありますし、新鮮な視点でお客様と対峙できるからです。また、お客様との直接のコンタクト経験を積めば積むほど、会社の理解や商品の理解、ビジネス基礎体力、スキルアップが望めるからかと思います。そして何より売上を取ってこれるから。プロフィットセンターである営業は会社の業績が上り調子なほど必要ですし、成績を上げている人ほど、少なくとも採算に見合う成績を出している人ほど営業現場からは引き上げたくないと思うのは経営者ごころっちゅーもんだと思います。

 

一方で一般事務はコストセンターです。いるだけでは何の利益も産めないのですから、元々数は必要ないですし、心当たりありませんか?同期の女子で事務になりたいって言ってる子とか。あるいは恨めしく思ったことはありませんか?同期でいち早く事務になった子を。潜在的にも顕在的にもライバルは多いですね。

 

なんで事務になりたいのか?

上記のとおりにいくと、わざと営業成績落とせば心配されて職種変更があるんじゃ?って思われるかもですが、そう簡単にいくもんでもありません。基本転職は自分のバリューを活かしてステップアップしていくのが王道だと思いますし、営業職の方が事務系職種で応募すると面接で「営業ならぜひ」って言われてがっかりしたという方もいます。でもまぁ、人それぞれ向き不向きがありますし、事務のが圧倒的に向いている人もいます。

 

営業職で現役の方でよく聞かれる言葉がこんなこと。

  • 数字を追いかけるのが苦手
  • お客様の役にたっているのかよくわからない
  • 頑張っている人をサポートする方が好き
  • 上司のプレッシャーがとにかく耐えられない

よくわかります。特に上司が現場見てない感が強く牧歌的だったり、抽象的だったり、意見を言うと罵声を浴びせるだけだったり、根拠のわからないKPI達成しか指示してこなかったりすると辟易することも多いかと思います。この辺、上司の方も親心でっていうケースもあるので、単純なコミュニケーションロスかもしれませんね。サシで飲みいってもいいかもしれません。

 

といいつつ、まずは冷静に営業→事務という選択の根拠が本当に正しいのかを検証してみると良いと思います。営業嫌だから事務になりたいってのは本音だと思いますが、単純に上司が嫌なだけかもしれませんし、商品が役に立たないのに売りつけてる感がやばいとかかもしれないです。当初事務希望だった女性が元の営業スキルを活かして営業として転職したら、雰囲気だけでこんなに営業が楽しくなると思わなかったというケースもありましたし、希望どおり事務職になったら、営業と変わらないくらいプレッシャーがあって(納期とかに追われたり、クレームすごかったり)、営業のがまだ気楽だったというケースもあります。

 

でも事務になりたい。どうしたらいいの?

それでも、今はいいけど2-3年後もスーツ来て外回りとか全く想像できないでしょうし、事務になりたいって思ったらなりたいものです。というのであれば、以下のような動きを取ってみるといいと思います。

  1. 事務職の中でも自分の価値が活かしやすい業界、職種を選ぶ
  2. 社内異動をお願いする
  3. 人材紹介会社に行ってみる
  4. 求人サイトを使う
  5. ハローワークに行ってみる

事務職の中でも自分の価値が活かしやすい業界、職種を選ぶ

まず、現在営業をしている貴方であれば、貴方を支えている営業事務さんが一番近しい業務です。仕事の内容や悩みなどを聞いてみると良いと思います。また、事務系職種は転職市場でニーズが少ないことを踏まえると、今働いている業界と同じ業界で事務職になることが確実性を高めます。事務経験は無くとも、業界知識(商慣習や仕入先やコスト感、市場性の理解)を武器にアピールしやすいかと思います。

 

社内異動をお願いする

次は社内異動をお願いしてみることです。できれば背水の陣でなく、保険も兼ねて他会社の内定をとってからのが確実かもしれません(ちょっと所属企業にも内定先企業にも酷ですけど)。「本当に営業が辛くてお願いしてきたが、なかなか希望が通らなかったので別の道も探ってみました。でもこの会社が好きなので、、、」と言われるとさすがに生え抜き社員の退職は会社にとってダメージが大きいので聞いてくれる可能性が高いと思います。

 

人材紹介会社に行ってみる

人材紹介会社に行ってみるのもアリです。が、人材会社に来る事務案件は専門性や即戦力を求められるものが多く、普通の定時に帰れそうな平和な事務案件は依頼が少なかったりします。僕のところにも本当に普通の事務職が一部ありますが、お給料も低めだったりしますので現役営業の方に実際提示してみると「うーん」となることも多かったり。営業サポートやカスタマーサポート、コールセンター系であれば紹介できるかもしれません。他は経理、広報、人事、総務などの高度スキルを持った方の案件だったりします。

 

求人サイトを使う

求人サイトを使う方法です。ご自身の目利きが必要ですが、求人サイトの表示最下部から見ると事務系職種がわりと出ているケースがあります(求人広告は予算を多く払った原稿が上位表示されますので、コスト低めの事務系求人広告は下位表示に多かったり)。あとはしっかり原稿を読み込みましょう。総合職で事務っぽく書いてあっても実質営業だったりします。 

 

ハローワークに行ってみる

地場企業や採用にコストはかけたくないけど、人は欲しいという企業がたくさん求人を寄せています。本当に大手から零細企業まで様々な求人がありますので、こちらも目利きが大事です。求人サイトと同じく、迷ったら内定通知書取得後に社員面談や社内見学などをしてみて、最終判断をするといいでしょう。

 

※権利主張は内定通知をもらってから。

残業時間やお休みや社風やボーナスなど生活かかっているので面接でついつい聞きたくなってしまいますが、基本的に内定もらわないと立場はイーブンとは言い難いかなと思います。人材紹介会社が介在していればこの辺りは事前に聞けたり、内定後調整してもらえますが、一人でも内定通知をいただいてからはある程度交渉できると思っていいです。もちろん選考中に包み隠さず教えてくれる優しい会社もありますよ。

 

以上です。このとおりみんながやってうまくいくわけではないですし、5年10年先を考えた時にこの選択を後々後悔するパターンもあったりします(いざ結婚!っていう時に事務の給料が低すぎて、営業やりたいっていう方もいるくらいですし)。「自分ってどうですかね?」っていう第三者意見が欲しいという方は弊社までお越しくださいね。

 

 

カノープス株式会社/青山

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