部屋とトイレとわたし

昨日、お客様(社長と総務人事の女性)と会食をしました。

 

初期メンバーとして入社した女性と社長の駆け引きが漫才のようで面白かったと同時に羨ましかったです。どうやってこんなメンバーを採用できたんだろうか?入社理由を彼女に聞いてみました。

 

元々は社長の前職からの知り合いだったようです。いわゆるリファラルですね。聞いてみると前職はなかなか優秀なご経歴。なんで辞めたんでしょう?

 

「腐れ縁ですよ。うちは初期メンバーは知り合いとか知り合いからの紹介が多いんですよ。私は元は上場企業にいたんですが、これ以上自分って伸びるのかなと思ってしまった瞬間があるんですよね。そんな時に声かけられたんです。後、別にいつでも今の場所には戻れるからいいやって妙な自信があったんですよね。それから社長のことは長く知ってはいたので、まぁ失敗はしないだろうなぁって」

 

創業時期の会社に入社するって、結構勇気のいることでしょうし、ましてや安定した会社と身分を捨てたのですから、大した信頼関係だなぁと思いました。でも、不満が無かったはずはないと僕の意地悪な気持ちが出て、社長がいる前でしたが、「これまで不満って無かったんですか?」と聞いてみました。答えは

 

「強いてあげるならトイレですかね」

 

でした。ほうトイレ?

 

「創業当時、トイレだけはきつかったですね。暖房きかなくてコート着たまま仕事したりとか結構他にも修羅場はあったんですが、トイレだけは男性と同じ場所使うの抵抗ありました。家ならいいんですけど、会社だと。。やっぱりそこは女の子なので、男の人が入った後使うのも、自分が使った後に入られるのも色々気になるじゃないですか。女性同士でも気になる人いると思います。後、掃除。社長、俺が掃除するからってしなかったし(笑)」

 

確かに今は綺麗な駅徒歩3分以内のオフィスビルに転居されています。もちろんトイレはビルの共有スペースで男女別です。多くのオフィスで当たり前の光景ですが、この環境を手にいれるのは起業したばかりの会社には難しいと思います。

 

都心のオフィスは本気で高いです。リクルートさんやインテリジェンスさんが拠点を置く、八重洲や丸の内の賃料なんて想像もつきません。恐ろしい額のはずです。基本東京23区は高い。市部にいっても主要駅は相当です。今でこそ、レンタルやバーチャル、コワーキングスペースなど低価格で使えるスペースはありますが、中間をとって、マンションをオフィスとして賃貸するSOHOオフィス(これだと10万くらいで見つかったりします)だとしても、どうしてもトイレは部屋に一個。

 

別の社長様からは「ベンチャーがオフィスをよく移転するのは、人が増えて手狭になったのもあるけど、もっと良い環境に移して、既存メンバーには満足度アップ、新たに優秀な方を採るためにアピールしたいのが理由」なんてことも聞いたことがあります。確かにそうですね。

 

部屋とトイレとわたし

 

トイレに限らず、色々な要素があると思いますが、女性に配慮したオフィス環境を整えた時期が会社として一皮向けた時期なのかもしれないですね。