出戻りリクルーティング

「前職に戻るべきでしょうか?」

 

 

という相談をいただくこともあります。個人的には前職復帰って全く問題ないと思っています。プロ野球やJリーグだって、海外(もちろん国内の他チーム)に移籍してから自分の古巣に戻ってくるケースはよくありますし。

 

 

・戻ることはできる。前職の上司が「戻っておいで」と言ってくれている。

・今の会社があまりにも自分を押し殺さなくてはいけない環境。社内政治とまではいかないけど、前職では当たり前だった業務改善の提案やPDCAを回そうとすると「余計なことをするな」と暗黙のプレッシャー。苦しい。

・仕事なんて定時で終わってるのに、みんなが帰らないから残業している。

・周りに合わせて愛想笑してる自分が苦痛。自分が毎日退化しているのがわかる。

 

 

復帰を悩むに至るまでの経緯や理由は人それぞれですが、仮に上記のような状況が整っていれば「すぐにでも戻ってみたら」って思います。が、それでも本人は悩むもの。どんなところで引っかかっているかも様々。

 

 

・辞めた時、自分にはついていけないと思っていたし、自分はできない人間だと思い込んでいた。またそんな気持ちにならないだろうか。

・ブランクが怖い。知っている仲間からレベルが下がったと思われたくない。知らないメンバーとどう接すればいいかわからない。

・自分を戻そうとしてくれている上司がいなくなったら?レポートラインから外れたら?人だけを理由に物事を決めるべきか?

・勝手に逃げて、勝手に戻る自分の都合の良さに対する嫌悪感。次は本気にならないといけないけど、そこまで自分を高められるか不安。

 

 

もっとあるかと思いますが、戻ろうと思う方の心中も複雑ですね。

 

昔ながらの会社ですと、退職者の復帰はタブー視されているところも多いようですし、経営者によっては「勝手にやめて、今度は戻りたいだと?ふざけんな」と思う方もいるかもしれません(気持ちはわからないでもない)。でも、ここまでの人手不足社会です。小さな会社であれば、ダイレクトリクルーティングやリファラルと同一レベルで退職者復帰も文化として根付かせて良いように思います。

 


お互いに良い関係でいられる、どんなに痛くても笑顔で仲間の卒業や挑戦に背中を押してあげる、退職後も飲み会でもなんでもいいですが、緩くつながる。退職した人の挑戦を影から支える。復帰する人の心理ハードルを下げるのってちょっとした気持ちの転換で簡単にできる気がします。