面接で何を聞くかわからない?

面接というと大体聞かれることは、

 

・どうして今の会社を選んだのか?

・どうして今の会社を辞めるのか?

・どうしてこの業界を選んだのか?

・どうしてうちの会社を志望するのか?

・この仕事でどう活躍できると思うのか?

・将来何を目指すのか?

・周りからはどんな評価だと思う?

 

…大体そんなところかなと思います。

 

他にも一休さんの頓知のような謎かけとかもあるようですが、全部対策していたらキリがありません。

 

大きくは何ができて何をしたいのか?それは何故か?がはっきり言えればいいだけなのですが、「それは何故か?」の深堀ができていないと論理破綻する気がします。

 

「せっかく入った会社を辞めて、わざわざ別の場所に行くのですからそれ相応の理由はあるんでしょうね?」

 

というのが面接官が誰でも思う気持ちです。

 

通過儀礼です。これはやはり大人として越えなければいけません。当然自分の棚卸をして、志望する企業様の研究をして、業務内容や募集背景を調べると思います。

 

自分のあーいったところやこーいった過去の経験が再現できるし、自分のやりたかったことに極めて近い。これは良い。間違いない。うんそうだ。万歳!あれ?でも、細かいところで行くと、こんなケースではどういう仕事の進め方をするんだろうか?自分の当たり前と思っているこういうやり方って通じるのか?自分にはどれくらいの権限が与えられるんだろう?本当はこうじゃないのか?聞いてみたい。ぜひ聞きたい。入りたいからこそ聞きたい。

 

真剣に調べれば調べるほど、入りたい、興味があると思うほど疑問は出てくるはずです。

 

本気なら幾ら質問しても聞き足り無いはず

僕は今の会社を立ち上げる前、とある事業会社社長さんの資金で、人材紹介会社を立ち上げました。部長という肩書きをいただいて。お互いタイミングが合ったからなのですが、社長さんとの面談時には色々な話を聞きました。酔狂にも大して実力も無い僕に何故事業を任せようとしているのか?何を求めているのか?(何の目的で、幾らくらい売り上げを上げたいのか?将来どうしていきたいのか?)人材紹介業のビジネスを理解してくれているのか?幾らくらいの資金を預けてくれるのか?僕を繋げてくれた知人や役員にも色んな話を聞きました。

 

かなり勇気が必要でしたし、断る理由と行く理由を両方探しながら、ずっと質問ばかりしていた気がします。最後まで9年近く働いた人材会社を離れることを悩みました。

 

で、結局そこは入社したものの、たったの1年半で退職し、自分の資金で今のカノープスという会社を立ち上げました。

 

入ったのに辞めてんじゃん!という説得力ゼロな話です。結構最近の話なのでブログに書くのは不義理かもしれませんが、あえて退職理由を書くならば「音楽性が合わない」につきます。入社前にあれだけ話したり質問しても足りなかったのです。これは誰が悪いのかというと他でもない「僕自身」です。

 

今から思い出すと、入社前に社長は「僕の質問と同じ内容の質問」を僕に聞いていました。その時僕は話を盛っていたのだと思います。自分でも大きな組織ができるとか、大きな売り上げができるとか。どこかで過信していたのですが、それは自分のやりたいことではないことが、人様の褌(人のお金)でやることでよくわかったということです。自分の実力を正確に測れていなかったということですね。

 

年下の社長さんでしたが、すごく辛辣できついことを言われました(40歳超えて怒られるのって結構心理的に重い)。実のところ半年でもう辞めようかと思っていましたが、まわりはとても良い方でしたのでなんとか踏みとどまれたかなという感じ。

 

物の言い方だけがきつい上司は過去にも何名か強烈な方がいましたが、彼(年下の社長さん)は言い方がキツイわけではありません。むしろ物言いは柔らかくて優しい。関西人なので怒っているのにユーモアがあったりします。ただ、真理をついてきます。お金の動かし方、売り上げを取れないことへの実質的なリスクについてはものすごくシビアで強烈なコメントを沢山いただきました。

 

・青山さんは今僕に怒られて悔しくて黙りこくっていると思うけど、君はあの自販機以下です。自販機は黙っていても、うちのバイト200人分の売り上げをあげます。君が黙っていても売り上げゼロです。どっちが偉いの?

 

・君の広告戦略は会社を3ヶ月で潰す手法です。スタートアップ企業の資本金の中の何パーセントとかも考えられない業者なんかさっさと切れ。結果も出てないのに、偉そうな提案ばっかし、何考えてんの?

 

・給料返せよ。ほんとマジで。この売り上げでなんで給料もらえると思えるわけ?あなたがいるだけで赤字じゃないの?

 

すっごくきつくてブラック企業のように思えますが、経営を始めて痛感したのは、これらの言葉は全て正しいということ。年下の社長さんの言っていることは本当にどれも正しい。彼に過度の期待値を与えた僕も悪いし、僕の出来るかもは本当に出来るかもレベルだったということです。

 

最後は必要最低限の仁義だけ切って自分の会社に切り替えました。これは失敗だったか?僕は失敗と思っていません。精神的にはきつかったですが、今すごく役立っています。キャッシュボトムはどこなのか?どこまでやったら潰れるか?どこまでいったら給料止めるか?どこまでいったら広告止めるか?リスクヘッジのスイッチが彼のおかげで体に装着されたからです。もしかしたら経営をやりたいという僕のために本当に必要なことを教えてくれていたのかもしれません。

※M社長その節はありがとうございました。大変ご迷惑をおかけしました。

 

話が大きくそれたように見えますが、お伝えしたいのは、本当に入りたい会社や本当にやりたい仕事なら、聞いても聞いても聞き尽くせないくらい、相手先企業のことが気になるはずです。なんなら内定後に社員さんと合わせてもらうとか体験入社1日くらい要求してもいいと思います。

 

先日、面接で「質問ある?」って聞かれたらどうするという僕の問いかけに、「何聞けばいいのかわからない」という相談者様がいらっしゃいましたのでこんなお話をしました。

 

本気ならできるはず。

 

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