勘でわかること

僕がお手伝いしている若手人材層は、キャリアでいうと、基礎ステージの方々です。

 
こうなると競合は、同業の若手層向けエージェントさんだけでなく、大手求人サイトだったりします。求人サイトで応募して決定。それはそれでいいと思います。どうせ自分で決められるなら自分で決めた方がいいです。
 
ご相談の中に、すでに内定が出ているのだけど、行くべきですか?どう思いますか?どうすればいいですか?というのもありますし、僕の紹介している企業の選考中に自力応募の会社が内定出て、どうしたらいいですか?というのもあります。
 
どうすればいいですか?
 
うーん…そもそもどうしたかったんだっけ?
っていうことだけ聞くようにしています。
その他もろもろは雑音なんだと思うので。
 
先日も、
 
A.僕の紹介企業
次が最終。一次のあたりを見る限り間違えなければ内定確度90%
 
B.ご自力の応募企業
次が最終。話を聞く限り内定に近い。
 
という状態で5回目の打ち合わせをご相談者様としていましたが、タイミングが自力応募B社の二次選考後。当然、こちらも他社選考状況は把握しておかないといけませんので、B社どうだったのかな?と思って聞いてみました。
 
「二次のマネージャーさんがとても人格者だった!」
 
と大変興奮されていました。とても嬉しそうに語ります。即座にわかりました。勘です。
 
「これはA社は無いなぁ」
 
なので、
 
「今日はA社の最終選考の打ち合わせしようと思ってましたが、やめましょう」
 
と言いました?あれ?という顔をされていたので、
 
「だってB社行きたいでしょ?」
 
と続けます。
 
「あ、いや、でもちょっと迷ってて、でもすごい優遇してくれて、気持ち良い方々が多くてやっぱり…」
 
としどろもどろになってきたので、
 
「じゃあそこでいいと思うよ。ただ、気になるのが、A社とB社だと随分業態も仕事内容も違うけど、B社ってやりたいこととだいぶ違うよね。そこだけ気になるけど、大丈夫かな?A社さんも間違えなければ多分決まると思うけど、内定出てから辞退する可能性が高いならここでやめたほうがいいような気がするよ」
 
と伝えました。前にブログで書いたようなことです。言うたびに後悔もするのですが、ここではっきりさせないと、お客様にも無駄な時間を取らせることになります。内定辞退を出すエージェントは心象良いわけありません。誘導して無理やり入ってもらっても、多分ご相談者様はまた言い訳をするはずです。そして、また辞めるようなことになると経歴に傷がつきます。これまでの経験を統合するとこういう結論なのかなと。
最終に進むなら気持ちをしっかり固めてほしい。
 
あと、もう答えは本人の中にあるなぁというのが顔色、口調、態度、現状を総合的に見てわかるのです。もともと少しひっかかりもありました。うまいのです。営業マンなので、とても話がうまい。綺麗にまとめるのです。
 
ただ、微妙なブレが毎回出ていました。
 
・彼女と結婚するために転職を
→三回目会ったときに話を合わせてみたら、「いやいや相手も若いのでもう少し先ですよー。もしかしたら無くなるかも?」に変わってる
 
・営業は自分の商品が好きになれないと熱くなれない。将来は両親と一緒に自分でお店を持ちたい。その知識が身につく場が欲しい(A社)
→営業道を極めたい。稼ぎたい。BPOなら様々な商品に関われるに変わってる(B社)
 
・期限
→現職退職日が目前。焦っている。
 
・話をまっすぐ聞いていた
→急に携帯をいじりだす。そわそわしてる。結構大事なことを話すと目が泳ぐ。
 
・遅延
→A社の選考日程確定が遅い。
 
なんとなく意識の調整って大切だなと思っていて、前にご本人が言っていたネタを二回目、三回目でわざと調子を合わせるために振ってみることがあります。若い方だと選考中に気持ちがブレたり、最初と最後で全く異なる結論になっている人も多いからです。変わること自体は悪ではないです。なんせ転職RPGというサイト名でメディアを運営してるくらいです。RPGゲームみたいに転職活動で成長してほしいし、自分に気付きがあるのは良いことです。
 
どうするかは本人に託しました。
 
ただ、言えなかったことがあるので気にはなってます。
 
B社は僕も内情を知っている企業でした。ある人が言えばブラック。ある人が言えば成長はできる。バリバリの営業会社です。良いか悪いかは僕は言いません。人によって判断が違うから。適性によっては良い会社です。ただ、このような意見をこの段階で僕が言っても誘導みたいになってしまうので、言いませんでした。
 
なんにせよ決めたら絶対に振り返らずに突き進んで欲しいものです。
 
真心のエージェント
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