お金持ちになりたいというはなし

ちょっと昔の話ですが、変わったご相談者が目立った時期がありました。

 
副業したい、あるいはしてるので兼業できる会社を紹介してほしい
 
というものです。気になって調べてみましたが、09年前後は、リーマンショックもあってのことか、大手でも容認するようなニュース記事が幾つかありました。ただし、本業に支障が無いという前提条件付き。そらそうですよね。単に遊ぶ金欲しさにバイトでもされて、本業中に疲れて手を抜かれるんじゃ企業もたまったもんではありません。
 
同時にありなのかな?とも思うケースもあります。例えば、ハイパフォーマーで通常の就業規則の枠組みをも超えて会社の利益に貢献している人が、さらなる業務へのプラス効果をと自発的に行った活動対して、利益が出てしまったとします。それは安易に会社が吸い上げていいもんなのかなとも思います。
 
法律で副業を明確に禁ずるものは無いようですが、働く人にとっての一番身近な法律は就業規則です。ここで禁じられていればアウトでしかなく、仮にあるとしても就業規則に乗っ取って、会社を納得させられるかどうか?だと思います。例えば、
 
・本業は変わらずハイパフォーマンスをコミット
・副業はスキルアップに繋がっており、本業にもプラスになる
 
というのが、経営者が納得できるレベルまで落とし込まれていれば、ありなんかなと思います(それでもダメな時はダメですし、他従業員との兼ね合いもあるので、経営者としてはYesどうぞどうぞ!と言うのは超難しいと思います)。
 
と思いつつ、件のご相談者様群で多かったのは、
 
ア●ウェイとかそういう類のものをやっていて、17時以降はそちらに専念したい。
ちなみに当時はフリーターで特質したスキルは無し。
 
・どう考えても詐欺ぽい類のもの
(例)携帯電話の料金コンサルのようなもの(月額料金1000円削減したら、その80%を成果報酬で毎月もらうとか、どう考えてもニーズ無いだろと思われるもの)。
就業歴無し。
※元締めがいるような感じでしたので、「君、騙されとんちゃうの?」と言ったら機嫌を著しく損ねられました。
 
というようなものです。なんだかなぁ…という感じです。全員20代で何故か男性ばかりでした。特筆すべきスキルはありません。目的が気になったので聞いてみると、
 

お金持ちになりたい

 
のだそうです。気持ちはわかりますが、多分なれないと思います。いや、こんな形でなって欲しくない。
※でも、案外こういうのが儲かったりしちゃうバグみたいな面が世の中にはあるので、よくわかりません。
 
そもそも、やりたいなら企業には入らずに、その副業と自ら認めるものを誇りを持って本業にすれば良いです。
 
彼らにはこういう話をしました。
 
20代は企業という枠組みの中で、できることを増やせる大変貴重な時期です。この時期に本業にどう貢献できるかどうかわからないスキルで、副業したいという危険要素を含んで来られても僕からの紹介先はありません。
副業したいというのは金銭面とか諸事情あると思いし、金を稼ぎたい、金持ちになりたいという欲自体はプラス要素も多いので完全否定はしないけど、それでも企業で就業したいというなら一旦副業をやめてください。なんでもいいので入った会社で1番取ってください。それからもう一度、今の自分を振り返ってください。
 
欲望の方向性をもう一度考えて欲しいですね。
若いうちなので、色々考えて失敗するのはいいですけどね。
 
真心のエージェント
 

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