【ゆるゆる書評】6月はこんな本を読みました

f:id:magokoro_agent:20190629160700p:plain
ビジネス書を年間100冊以上読むという猛者にお会いしたのですが、ちょっと真似できないですね。すごい。

 

僕は先月に引き続き本を集中して読めない感じが続いています。ちょっと文字疲れしてるかもしれません。

 

6月もかなりゆるめのセレクトでした。

 

人生の教養が身につく名言集

ライフネット生命出口さんの本です。「巨人の肩に乗っているから 、遠くを見ることができる 」という言葉にあるとおり、人生における大概のことは過去の偉人達が経験し、考え、言葉にしていて、そういった諸々の言葉達を知ることで我々現代人はもっと遠くへ先に行けるんだよということが書かれています。昔はこういう格言とか名言読んでもそりゃそうだよねとしか思わなかったのですが、最近は面白いなと思うようになりました。いろんな言葉が書かれていますが、僕が好きだったのはギリシアの哲学者タレスが言った「困難なのは自己自身を知ること。容易なことは、他人に忠告すること」の部分。マネジメントやリーダー、あるいはHR系の方からも相談も受けるのですが、人にアドバイスしたり人をジャッジせざるを得ない仕事をしてる人ほど自分のことが見えなくて苦しんでたり。誰もが一番見えていないのは自分ってこの仕事しているとしみじみ感じるところだったりします。

  

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

糸井重里さんと故邱永漢さんの対談本。タイトルを見るとお金に関する考え方のようなものが中心なのかなと思いきや、人生論的なものが語られています(お金に対する考え方も書いてありますけども)。いまでこそほぼ日を上場させている糸井さんがお金について考えるのが怖いと10数年前、それもかなりのご年齢でおっしゃっているのはなんというか安心しました。僕はというとお金のことから逃げてるかもしれません。すごい欲しいのに清貧ぶったり。ほんとは使えるなら全部使いたい、でも不安、将来どうしよう?でも働いて得られる報酬って使わないと意味がない。そんなことをぐるぐると考えています。質素、倹約は美しいのかもしれないけど自分や家族の心が豊かになったり少し気持ちを切り替えられるお金の使い方ならもっとやって良いのかなと思いました。ということで旅行にいきたい。
 

インターネット的


糸井さんの対談本を読んで面白かったので評判の良いこちらも読んでみました。いろんな書評で予言本的な事が書いてありましたが、まさにそうだなぁという感じ。超頭が良くて感性が高い人の独り言をずって聞いている感じの文調。インターネットが普及したことによって、個の情報や発信が容易になりマス向けの統一消費みたいなものはなくなったり、SNSが流行ったり、いままで誰も知らなかったモノ・コト・ヒト・場所などに出会えたりとか。そこまでは専門家が予測していたとして、インターネット的というのはそれによって変わるヒトの繋がりや考え方や生き方などのこと。的ってなるほどなぁと思いました。ただ、そのとおりにインターネットやインターネット的な世界は広がっていると思うのですがなんでしょうね?個人的にはそういったものに疲れているような気もします。なんというかネットもネット的なものも人と人の利害関係やいらぬ気遣いやら攻撃やら賞賛やら好きとか嫌いとかを現実で避けたいものも拡張して受け止めざるを得ないケースが多いというか。うまく言葉にできませんが歳でしょうか。。

 

妻のトリセツ

話題でしたし、家族とのコミュニケーションや家族内での自分の立ち位置や振る舞いを見直したいところがあって読んでみました。先にアマゾンの書評を確認したのですが賛否両論でどんな内容なんだろうと期待半分怖さ半分でした。実際読んでみての率直な感想は「そんな簡単かなぁ?」です。ヒトの気持ちやコミュニケーションってそんなイージーでしたっけ?という気持ちで読み終わりました。脳科学やホルモン、遺伝子など科学的な根拠もあってすごく勉強になる内容なんですが、だからそういうもんですと都度締めくくられるのがなんだか複雑な気分になるというか(ちなみに女性だけでなく男性脳のこともかなり書かれています)。どうなんだろう?これ既婚の女性の方々が読んでも全員アグリーな内容なのかな?ただ書かれているとおりコミュニケーション上での共感力と相手がどう受け止めるかを考えた言葉選びが大事なのは間違いないこと。24時間/365日神経張り詰めて人の気持ち考えるのはしんどすぎるけど(仕事で神経研ぎ澄ませてるので家では素でいたいなぁ、、、)。

 

最後愚痴っぽくなりましたが、6月の書評でした。さて、次は何読もう。

 

カノープス株式会社 青山

cano-pus.com

愛のある辞め方と見送り方

f:id:magokoro_agent:20190622091852p:plain

先日お話をしていた方から自分は出戻りであると告白されました。

 

一度飛び出た理由はどうしてもやってみたい仕事があったからなのだそうです。然し乍ら当時の会社にはそのポジションは必要な段階に無く、悩んだ末に転職されました。

 

念願の仕事を手に入れましたが、数年後社内異動で別部門のポジションを打診されたそうなのです。ご本人としては新しいキャリアに楽しさも感じていて、その後の目標もはっきりしてきた頃だったそうです。確かにそれは悩みますよね。

 

出戻りのきっかけとなったのは一度は辞めた今の会社の同僚との宴席の場。もともと仲違いしたわけでなく経営、同僚とも関係は続いており、たまに近況報告かねて会う機会もあったのだそうです。そこで悩みを打ち明けたところ、数日後社長から連絡があり、あの時できなかったことができる体制が整ったと言う事実、そして「今日は本気で口説きにきた」と言う言葉をかけられ、戻ることを決めたのだそうです。

 

この方の会社との関わり方がしっかりしていた点もありますが、この社長さんの言葉素敵ですよね。そしてなかなか言えない。

 

仕事柄退職に関する様々なシーンに遭遇します。その多くが背中を押してくれる上司や役員などのお話なのですが、中には執拗な引き留めを受ける人もいます。

 

「散々投資して育てた恩も返さずに辞めるのか?」「穴を空けて誰が責任を取るんだ?」などの脅迫めいたものや「後任が来るまで待ってほしい」「一緒に頑張ってきたじゃないか」などの泣き落とし系「実は次はこう言うポジションを考えていた」「給料を上げよう」「その仕事をうちでやろう」などカウンターオファー系、単に交渉に対して口を塞ぐ牛歩系など。

 

本当にいろんなケースがあります。会社にとって人が辞めるのは痛いですし辛いことですが、退職を止める権利は会社にはありません。そして上記のような間際になっての施策は第三者から見ると付け焼き刃であり悪手でしかありません。

 

給料上げる、ポジション変える、そもそもそれまでの社員に対する人事考課やキャリア設計をないがしろにしていたわけですから、短期的には改善しても長期的に見たらまぁお察しかなと。

 

どうしてこういうことになるのでしょうか?先日読んだ本には日本は幕府と藩を中心とした封建的統治が組織のベースになっているので、脱藩=裏切り、退職=裏切りという考えが根付いているのかもしれないと書いてありました。そして雇用される側にも未だに1社と添い遂げるという倫理観が強く根付いているのかもしれない。そういうところからきているのかもしれませんね。

 

ただ、会社の成長と個人の成長は必ず比例するとは限りません。いつかは出てしまうというのも想定するべきなのかなと思います。その上で放出した人材さえ、いつか取り戻す関係を作ることも大事なんだと思います。

 

選考でもあの時見送ったけど、あの時辞退or見送りされてしまったけど今なら…って結構あると思います。そんな時のために心がける見送り方ってあると思いますし、辞退の仕方と言うのもあると思うのです。

 

そこには相手に対する愛情とか気遣いみたいなものが必要なんだと思います。誰も彼も戻せるものではないですが、惜しい人ほど「寂しいけどいつでも戻っておいて」「いまのうちの状況だとあなたの夢が叶えられないけどいつでも相談にきて欲しい」なんて言葉をかけられるのって結構重要なことなんじゃないでしょうか?

 

先日とある大手企業の重要ポジションを提携先人材会社の方と一緒に斡旋支援しました。

 

内定は出ましたが、結果はご本人様の「辞退」でした。でもその企業の担当者さんから出た言葉がとても印象的でした。

 

「この内定に回答期限はありませんから」

 

これもすごい言葉だなと思います。本当に欲しい人材だったからこそですが、最高の敬意を示した内定連絡だと思いますしご本人様も辞退の非礼に対して救われたようでした。また、その企業のことは強く頭にインプットされたようでした。

 

採用や雇用は0か1、ダメかイケてるかの2択ではなくなってきているのかなぁと。

 

カノープス株式会社

cano-pus.com

5期目の中間振り返りをしてみました。

f:id:magokoro_agent:20190615120838p:plain

5期目の途中ですが、今期も無事乗り越えられる目処がつきました。ありがたいことです。

 

自分で立ち上げた会社が5年越えるというのはなかなか感慨深いものがありますが、さらに後5年、10年…と考えるとくらくらしますね。

 

もう少し先を予測しての計画もしないといけないですが腰が重いのは、考えるのが嫌というよりあれこれ迷うのが怖いからかもしれません。

 

話を戻しますが、今期うまく行っている要因はなんでしょうか?前期後半から挑戦しているミドルマネジメント層のお手伝いがここにきてようやく実りに繋がっているというのもありますが、そういう戦略的な話でなく行動という意味で。

 

この仕事は運に左右されることが多いと思います。運を引き寄せるのも実力のうちと言いますが、引き寄せるための何かは必要です。成果につながった要因は何だったのでしょう?


うまく言葉にできないですが「周りに協力を仰ぐことを遠慮しなくなった」ことかもしれません。

 

自分一人ができることの限りが良い意味で見えてきていて、それを誤魔化さなくなったというか。

 

以前よりお客様に頼みごとをすることが多くなったように思います。

例えば、面接のフィードバックなどで候補者さんが言ってくる・送っていくる言葉の強さや温度感がどれほどのものなのか?中間業者の僕が先走った解釈で伝えてしまうだけで、物事が大きく変わってしまいます。

そういったことがないように、まずはお客様と一緒に考える…一方方向でなくインタラクティブに仕事ができるようになってきたなぁと思います。当たり前なことですが、起業してから5年にしてようやくそういうことを明確に意識できている気がします。

 

人が人生を決める瞬間ってすごく繊細で、微妙で些細でとるに足らないと思ったことが物事を大きく変えることがあります。人と企業、お互いの幸せを考えるとどんな小さなことでも拾って神経質くらい気を張り詰めてやるべきことです。僕個人の判断でやるべきではないのだと思います。

  

それが成果につながっている直接の理由かどうかはわかりませんが、今期を振り返るとそういうシーンが多いと思います。相談されている企業担当者さんからしたら僕のこと神経質で心配性と思われてるかもですが(すいません)。

 

そういえば年初に今年は「執着心」を持つと書いていましたが、あの時書きたかったのはこういうことなのかもしれませんね。

 

 

カノープス株式会社 青山

cano-pus.com

リアル人生100年を生きた婆ちゃんのはなし

f:id:magokoro_agent:20190609152025p:plain

5月の最終日に祖母が亡くなり見送ってきました。

 

大正7年生まれの100歳と7ヵ月。

 

90代になるまで入院、点滴さえしたことないスーパー健康お婆ちゃんでしたが、肺炎で体調を崩して入院。

 

入院後も、姉や叔母とガールズトークをするくらい体調も回復してたようでしたので「婆ちゃんオリンピック見れるかもしれないなぁ」と呑気に構えていましたが、そのまま帰らぬ人となりました。苦しむことはなくまさに命が尽きたという感じだったようです。

 

5年間見守ってくれていた叔母には怒られるかもしれませんが、悲しいという感情はあまり沸きませんでした。寂しさはもちろんありますが「頑張ったね。お疲れ様」という感覚のが強いです。涙を流す親族はいなかったのでおそらくみんな同じ気持ちだったのかなと思います。後悔があるとしたら大好きな自宅の畳の上で逝かせてあげたかったかなというくらいです。

 

晩年の祖母は椅子に座って大相撲を見ながら、お茶をすすり、ご飯を食べて、よく眠るというシンプルな毎日を繰り返している印象しか残っていませんが、若い頃はちょっと違ったようです。

 

弟が祖母を「職業婦人」と言っていました。

 

職業婦人とは世界大戦後の産業構造変化で大衆中心社会になり女性も家業以外の外の世界で働くことが多くなった当時いち早く社会に飛び出した女性達、OLの先駆けの方々のことだそうです。

 

当時は食堂やレストランの給仕さんやデパートガールとかエレベーターガール、バスガイドなどがメイン(いまはガールとかって名前つけるだけで怒られるんですよね。職業名の歴史も結構おもしろいです)。

 

その中で祖母は証券会社の営業という骨太な仕事をしていたようです。昭和初期の証券会社の営業がどのようなものか知りませんがそれなりに活躍したのでしょう。その後は誘われて日本生命の営業に転職。出身の北海道から僕の生まれた長野に引っ越した時も支店を変えて活躍していたそうです。リテール営業が得意ということは人に気に入られたり、人の懐に踏み込むのが得意だったのでしょう。

 

子供の頃自宅の新聞が読売でも朝日でもなく、地元で購読率が高い信濃毎日新聞でもなく中日新聞だったりしたのは営業のためにお客様である新聞販売店から購読していたようです(この間はじめて知りました。わりと自腹切ってたんですね)。どちらにしても超ど田舎で商店くらいしかない地域で長らく営業担当として君臨してたんですから大したものです。

 

僕が生まれた年に実家が建ち、その前後で北海道から引っ越してきたはずですから当時55歳ということになります。定年が55から60歳に変わるとかそういう時期だったと思いますが、そんな時代に現役で確か65-67歳まで働いていたわけです(この辺は長生き過ぎてみんな記憶が曖昧)。

 

人生100年時代といま言われていますが、リアルに100年を生きた祖母を振り返ると色々見習うことが多いように思いました。

 

祖母の人生にとって仕事というものがどういう位置付けだったのか、どういうモチベーションでやっていたのかはもう聞けません。前に聞いた時は、適当にはぐらかされたような気がしますが、お菓子屋さんをクロージングした話を誇らしげに語っていたので純粋に営業が好きだったんでしょう。

 

おそらく健康寿命を長く働き続けるには

 

  • ノンストレス、強メンタル
  • 人を上手に頼る、頼れる環境が常にあること
  • よく食べてよく寝る

 

と言うことが大事なのかもしれません。

祖母は戦争も経験していますから僕らには想像できないくらいひどい環境や出来事を体感していたはずです。ですので滅多なことで驚かないし、生きるとか死ぬとかそういうことに対して達観していたのかもしれません。メンタルが強く、細かいことを気にしない性格だったと思います。なのであまり仕事でストレスを感じることはなかったでしょうし、会社が潰れたりとかそういうのもなったらなったでしゃーないよねくらいの感覚だったんだと思います。

 

また、祖母は僕の母に食事やら何やらは口出しせずに任せていたと思います。僕の父も母も亡くなり祖母が実家に一人になった時もあったのですが、その際もご近所さんが常に気にしてくれておかずなどちょくちょく届けてくれていました。その後、叔母が北海道から越してきてくれた際も叔母に頼りきりでした。本人は何もできないわけでなく、なんとなく周りの人たちが面倒見てくれて、かつその厚意を遠慮せず受けていたようです。聞くとその昔はお嬢様だったようですので人の施しに対して抵抗はなかったのかもしれません。

 

あと食欲が旺盛でした。とにかく食べる。最後は流石に介助が必要でしたが、それもここ2-3年だけではないでしょうか?ヤクルトを毎日1本飲み、食事も流動食ではなく普通のご飯を普通の女性並に食べていましたし、油物やお肉も好きでした。これ食べなと振舞われたコロッケや味噌汁が結構傷んでいて「婆ちゃんこれ臭うよ」と言ったら「あれ?そうかい?」とけろっとしていました。多分、本人は食べていたはずです。胃腸の強さと食欲というのはものすごい健康のバロメータなんだなと思います。あと酒もタバコもやらない人でしたが、ヘビースモーカーだった祖父の副流煙は吸い続けていたはずですので喫煙者に近かったかもしれません。

 

祖母自身は100年も生きるつもりなど無かったかもしれません。でも結果的に長寿を全うできたのは細かいことは気にせず、マイペースだったからかもしれません。

 

今の時代は人付き合いや経済状況、仕事、会社などなどいずれもどうなるかわかりませんし、ストレスや不安を抱えた方が多いと思います。

 

当然僕もそんな大勢の一人ですが、祖母を見ていると人生なんてどう生きても最後の幕引きは同じだし、細かいことなんて気にせずその場その場で頑張ればいいだけなんじゃないかなと思うのです。

 

婆ちゃんどうか安らかに。

 

 

カノープス株式会社 青山

cano-pus.com

【ゆるゆる書評】5月はこんな本を読みました

f:id:magokoro_agent:20190602082338p:plain

親族関係の用事があり週末から実家に来ています。もうしばらく滞在する予定です。仕事の予定変更などに協力いただいた方々には感謝とお詫びを申し上げます。

 

とはいえ時間は結構あるのでブログを書きました。

 

5月は大型連休もあってじっくり本が読めるかなと思いきや一向に読み進みませんでした。一体何に時間を使っていたのやら…。

 

人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則 

先月はフォー・ノーツの西尾さんの本ばかり読んでいましたので他の方のも読んでみようと思って読みました。事前ぱらぱらと読み飛ばしていたのですが図解が難しそうで積読していた本です。読み出すとなかなか面白い内容でした。西尾さんの本と曽和さんの本は同じリクルート出身だからか極めると同じ考えになるのか共通項目が多いように思います。西尾エモい定性⇄曽和ロジカル定量的に感じました。ちなみに採用の部分は新卒採用がほとんどを占めていますので僕的にはもうちょい中途採用の部分も書いてみて欲しかったなぁという印象。

 

 

目標管理実践マニュアル

身内の会社で人事評価制度導入を検討していて何かアドバイスができないかなと読みました。評価はOKR、ノーレイティングなどなど流行りものもありますが、王道であろうMBO(目標管理)に行き着きました。MBOはたくさん本があるのですが、導入するとこんなメリットデメリットががが、、とかそういう内容が多くて何を読んでいいのかずっと迷っていました。この本は具体的に現場レベルに落とし込む方法が多くズバリな本だと思います。10年前の本、かつちょっと値が張りましたがテンプレなども豊富で満足です。しかし評価って何を導入しても従業員の納得感と運用して改善し続けないと意味ないんだろうなぁ…。

 

 

しょぼい起業で生きていく

前から気になっていた本です。タイトルでしょぼいとか言っていますがこの方とっても優秀だと思います。起業となるとやれ事業計画だ、収支シミュレーションだ、資金調達だーと考えてしまう僕のようなおっさんとは対極のビジネスの始め方です。なんというか自分の生態系は自分で作れるよという感じの内容。誰でも彼でも起業しろという意味でなく、やりたくもない仕事をしながら人生を無為に過ごすことはなく、そういう生き方もあるんだなぁくらいにゆるく読むのがおすすめ。 ちなみにこの中に出てくるしょぼい喫茶店の話などネットで後追いしたら涙ものでした。

 

 

堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?

なんでお店が儲からないのかを僕が解決する

飲食店について興味があったのでこの2冊をセットで読みました。実際に開業するわけではないのですが、人材業をしているともっとシンプルな仕事をしてみたいなという欲求が生まれることがあるのですよね。

と、本の内容から離れましたので戻ります。堀江さんが「鮨職人の修行期間意味なくない?」と発言して一時期話題になりましたよね。その真意が書かれています。鮨屋は10年くらい修行してそれまで鮨一貫も握れないとかそういう世界がまだ残っているのですが、それは本当に意味がなくてお客様の前で握ってなんぼ。修行はそもそも一生ものという話。確かに人間は経験したほうが学びが多いですし言っていることは腹落ちできます。ちなみに本に登場する有名鮨屋さんの方々はものすごい勉強研究の毎日を過ごしています。なんでお店が儲からないかは自分たちの戦う場を見極め研鑽しなさいねーという感じで1/3は堀江さんのおすすめのお店リストでした。

 

以上、5冊でした。さて次は何読もう?

 

カノープス株式会社 青山

cano-pus.com