カノープスは5期目を迎えました。

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先週、DAIWA(釣り具メーカーね)フィールドテスターの林良一さんが主催するカワハギ釣り教室に行ってきました。

 

さすがプロだなぁという感想。

 

物静かで優しい方でした。とてもロジカルに腹落ちしやすい説明をしていただき、一つの質問に対して複数の学びをご教示くださいました。さらに隣で釣ってくれるので、プロのテクニックを逃してなるものかと瞬きせずにガン見してました。気持ち悪い生徒だと思われたに違いありません。

 

人と会うことが仕事のほとんどを占めている僕にはこういう場も勉強になります。ちなみに釣果は過去最高レベルでした(自分比)。

 

また釣りの話から始めてしまいましたが、僕は釣りばかりしているわけではありません。仕事もしています。

 

昨日10月末でカノープスは4期目を終了し、5期目に突入しました。

 

昨日は特に感慨もなく普通に仕事して帰りました。お祝いらしきことといえば、ビールをいつもよりバージョンアップしてエビスにしたくらい。

 

4期目を振り返ってみますと前半スタートダッシュがすさまじく、これは過去最高益にいくのではないか?と期待しました。が、途中スランプになり結果あまり普段と変わらない成績で終わりました。この仕事あまり欲張ってはいけないのかもしれませんね。

 

前期多かったのは辞退。転職活動の中止や、内定辞退は多くなっているように思います。

 

今は一人の求職者に対して可能性が多くあります。だからこそ迷う方も多いのだなと思います。パーソルさんの「今よりいい会社以上」なんて広告を見て、いやいやそんな簡単じゃないんだよとむずむずしたことはありますが、よくよく考えるとあれは世情をよく表した広告だったのかなと思います。

 

退職時の引き止めの強さなども実感値として上がっているように思います。出たい、出したくない、もっと可能性を見たい。人手不足で人材会社には追い風だよねという方もいますが、僕はそうは感じません。今後、より難しくなっていくなと思っています。

 

戦略らしいものがない個人経営会社ですが、これまで第二新卒などの若手をメインに支援をしていたところから、即戦力・ミドルハイレイヤーに挑戦した1年でした。これは企業様の人材会社への期待値が1段2段上がってきていることを痛感していたからです。

 

企業人事の方の採用力や人事力は近年ものすごいスピードで高まっていると思います。若年層の採用であれば人材会社はもういらないのかなという感覚さえもっています。目線をビジネス寄りに上げた年でもありました。

 

採用の知識だけでは足りないと人事の学校に通ったり、本を読んだり、人事の方に質問しまくったりと勉強をかなりしました(いまも)。

 

弟の会社では、人事アドバイザーとして(実働はしないずるい立場ではありますが)、人事も手伝わせてもらっています。採用しか知らなかった僕が人を雇い運営することの難しさ、採用の難しさの根っこの部分や採用の先の世界を目の当たりにできたのは大きな収穫だと思っています。ほんと人事って大変。

 

大きな波風も立たなかったですが、思い返すと色々やっていたなとは思います。

 

登録型の人材紹介の未来はどうなるのかないう観点でものを考えるようになってきたのも今年の変化かなと思います。

 

一定クライアントに絞ってRPO化していくのか、EXサーチなどの領域に踏み込むのか?いずれにしても経済環境や自分の持っている力とのバランスを見ながらビジネスとしての在り方を常に模索していかなければいけない状況になっていると思います。

 

ただ、僕はこの仕事を本当に愛していますので、形は変われどマインドは捨てずに真心込めて仕事をしていきたいと思います。

 

たくさんお世話になった方、これからもよろしくお願いします。

これから訪れる多くの方との出会い、とても楽しみにしています。

 

次は10年続くように頑張ります。

 

写真はこの間のカワハギ釣り出船前の羽田です。

 

カノープス青山

バイラルメディアの功罪について思う

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台風続きの連休続きで稼働日減るよねと、超ワーカホリックな友達に言われて「そ、そうだよね」と答えたけど、実のところ大好きな釣りにいつ行こうかとか底荒れさせないでよ台風とかそういうことばっか考えています(仕事もしてます)。
 
僕はすっかり船釣りにはまっているのですが、釣りに行く時はいろんな情報を見ます。
 
船宿のサイトやその周辺の船宿の釣果、釣りたい魚の動画やノウハウサイト、船宿の評判口コミ、その釣りをしたことがある友達の情報やおすすめ。。
 
釣り船は乗船料が決して安くはありません。6000円くらいで4時間くらいで終わるショート船から1日10000円を超えるものまで。船を動かすガソリン代や航行距離や難易度などなどいろんな要素が絡んでの値段なのでしょう。ルールはよくわからないけど大体組合とかで決めているんでしょう。
 
安くないので失敗したくないわけです。釣ったら食べる派なのでお土産は欲しい。もちろん釣れないのは腕のせいですので、自分の不足を補うようにいろんな情報を集めますが、釣らせてくれる船には乗りたいものです。
 
あと、実際行ってみて親切にされると心に残るものです。
 
棚取れてる?(魚のいる水深わからない?)
氷受け取った?ライフジャケット受け取った?
こう言う風に誘った方がいいよ(釣り方レクチャー)
釣れたねおめでとう!(お客様と一緒に喜んでくれる船長は好き)
 
この間、ずっと行きたかった千葉県の大原に釣りに行ったのですが、はじめての場所でわからないことだらけの中、友達から紹介された船宿さんは横山やすしみたいな社長さんも、舘ひろしみたいな船長さんも女将さんもとても親切でした。僕も友達に紹介したいと思いました。
 
 
話を無理やり仕事に戻しますが、転職についていまはいろんな情報が集められます。当然ながら相談者様にとって僕は情報収集元でもありますので、知りうる限りの情報と私見と事実を分けて言うようにしていますし、どう考えても向いていない場合はそう言います(あんまり言うと自分の提案に寄せようとしているように思われますので遠慮していますが、僕がうーん、、と言う顔をしているときは察してください)。
 
あとバイラルメディアとか。
 
vorkersや転職会議の口コミって仕事柄僕も見ていますけど、1社に対して、大量に口コミが書かれてたり、相応に人が流出していると(人材紹介会社なのでスカウトDBはいくつも見ているから流れはわかる)そういうこともあったりするのかな思うし、体が大きい会社だとどこかでおかしくなってる部署、マネージャーは結構いるので信憑性はなくはない。
 
ただ、書き込みが少ない場合はたまたま辞めた人が上司の意図を妙に勘違いしたり、つまらない執着で書いているケースもあるので注意が必要です。
 
その書き込みをした本人の性格気質に問題がある場合も大いにあるからです。
 
素晴らしい会社さんが、つまらない書き込みで苦しんでいる場合もあったりします。
あの時のあの指示一つ、あの態度ひとつで従業員が恨みを持つ場合もあるわけですし、本来の意図を汲み取らないまま呪詛を書き連ねる場合もあるわけです。
とある企業の人事さんがたった一つの書き込みでものすごい真剣に悩んでいることもありました。聞いてみたら全然企業さんに落ち度はなかったですが。
 
バイラルメディアの功罪について色々思うところがあります。良い部分もあるし、悪い部分もある。無くならなくていいものだけど、本当にこの会社にこの書き込みが適しているの?と思う部分も実は結構あったりします。なのでコンテンツのあり方は追求し続けて欲しいです。
  
また、転職する方に認識して欲しいこと。世の中の全てのものに、良い面と悪い面はあります。そして良い面と悪い面というのは個人個人で受け取り方や基準が異なります。ある人が嫌と思っていることがある人には最高のことだったりするわけです。
 
転職の時、何が自分にとって良いか?必要とされているかの軸はしっかり持つべきですね。
 
だから、あなたの今回の転職の大義、正義は何ですか?そのために今回の転職はどう位置づけされているのですか?
 
というのをしつこく聞いています。
 
また、採用に真剣な企業さんほど、何度も面接をしますし、カルチャー、ジョブ、サラリーのミスマッチや理解ができるよう、また、いろんな人と接触させて、本当に欲しい人には本当に真剣に関わって面接をしているような気がしますね。
 
※ちなみに写真は大原の船から撮った朝焼けです。
 

穴の空いたバケツに水を入れるとどうなる?

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穴の空いたバケツに水を入れるとどうなるか?

 

水はただ流れ落ち、溜まることは決してない。誰でも知っていること。

 

採用もそうで、人(水)を採用してもバケツ(組織)に穴があれば決して潤うことはない。

 

知識ノウハウ、経験、継承、、全て流れ落ちて水の泡。

 

対策は穴を埋めればいいだけなんだけど、それが物凄く難しく、会社組織にとって永遠のテーマでもあると思う。

 

弊社は退職率XX%です。退職率はどれくらいですか?

 

低ければ低いほうがいいけど絶対に潜在転職者層はいるし、いま輝いている彼や彼女が辞める日は来る。

 

人気企業だって辞めていく人は少なからずいる。全ての人にとって幸福な組織を作ることは難しいってことだと思う。GoogleAppleだって人は辞める。

 

企業が行うビジネスはどんなに目新しくても、かっこよくても、社会性があったとしても、時代とともに競合が生まれ、マーケットにおいて標準化、そして陳腐化し、衰退していく。

 

だから企業は時代に合わせて新しいビジネスを考えたり、既存事業を売却したり、買収したり、事業方針を変更したりする。生き残る為だ。

 

なかには活路を見出せず、古いビジネスモデルに古いマネジメントを続けざるをえない会社だってある。

  

いずれも変化や無理が生じる。そうしたら何かしらの衝突は起きる。

 

社員だって生きているのだから気持ちは変わる。本人も成長して目指すものが変わるし、不安も募れば離れていく。人生のフェーズで選択するものも変わる。

 

バンドマンが解散する理由の音楽性の違いみたいなものだろう。前向きなものもあれば後ろ向きなものもある。

 

バンドはメンバーが抜けたら解散したり新メンバーを加入させたりする。

 

中にはもめてずるずると泥試合を続けることもある。

 

僕は昔弟から勧められて知ったスマッシング・パンプキンズというバンドが好きだったのだけど、もうこのバンドは泥試合だ。もういいから握手してハグして帳消しでいいじゃんめんどくせぇなと見てて思うが、色々難しいんだろう。

 

話が逸れたけど、人口が減少していくこれからの時代において、水を入れ続けること、つまり「人が辞めたから代わりを採用する」は一つの手段でしかない。

  

僕は人材紹介という採用のごく一部の仕事を生業としていて、ビジネス的には人を採用してもらえるように頭を捻りがちなのどけど、採用がうまくいっていないクライアントの課題は、実のところ「採用ができない」でなく「組織」だったりする。マーケティングでいうドリルと穴の話みたいなものだ。

 

企業側もそれは気づいている。でも、なかなか手をつけられない。やってもうまくいかない。

 

しんどいからだ。組織の問題解決は採用の数万倍きつい。

 

生まれたてのベンチャーだったら、思いを一つにするのは容易いかもしれないが、歴史の長い企業、社員の数が多いほど難しい。

 

ソーシャルメディアでは「今時そんな組織?ルール?慣習?」的な言及もよく見かけるし、組織改革が成功しそうなツールや美談が沢山流れてくる。そしてそれらはどれも眩しく正しい。

 

ただ、ポジティブな美談の裏には生々しくおびただしい数の屍や失敗があるはずだ。綺麗な上澄みだけなわけない。ツールはただのツールである。

 

イケてるどこかの会社の手法は自社にそのまま移植なんてできっこない。大事なのはその前段にある組織課題の究明や課題設定という根本部分だ。

 

これは自社が向き合わなければいけない。 

 

はじめるならまずは一番痛いところから検査しないといけない。症状に合わせて治していくしかない。

 

ただ、どんなに自社に絶望したとしても勇気は出して欲しいと思う。組織の問題はほぼ全ての企業が抱えていて、おそらく間違いないのは経営側だけがやることでもなく、人事が孤軍奮闘するものでもなく、経営社員全員がスクラム組んでやらないといけないということ。そして途方もなく長くゴールのない取り組みだということ。

 

諦めたらそこで試合終了ってやつだと思います。

 

オチはないです。

 

カノープス青山 

親がなくとも子は育ちますか?

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古臭い考えかもしれないけど急に書きたくなったので書いておこうと思う。

 

親になると決めた人はその子がこうなるかもしれないという未来も含めた自分「達」のキャリアを形成していく努力を惜しんではいけないと思う。

 

よく結婚を機にとか、子供の出産を機に転職という相談がある。

 

気持ちが痛いほどわかる。たぶんみんなベクトルは同じだ。家族を幸せにしたいからだ。

 

ただ、これは転職先にとっては論点が違うので気をつけないといけない。

 

貴方が伴侶を持つことや子を授かることはとても喜ばしいことだけど、転職先は貴方が戦力として仲間として最適かを見ているからだ。一時期の情緒で安易な選択をせず、思考を深めないといけない。

 

ワークとライフをしっかり融合して話せている人は何人いるだろうか?

 

過去から現在までの人生に未来を継ぎ足した時に、どんな姿を思い浮かべるだろうか?

 

豊かで実りがあり家族が満足して幸せな生活を送っている姿は誰もが望んでいるはずだと思う。

 

ただ、思考はそこで止まってはいけないのだ。

 

その幸せを実現するためにこれまでのキャリアを活かし何を伸ばしていくのか?世の中の産業や職業をどれくらい知っているか?今後どんな産業や仕事が伸びていくのか?どの産業に身を置きたいのか?今は時間や心に負担をかけてでも経験に投資したいのか?さしあたっての所得や時間を確保したいのか?そんな自分に誇りを持てるのか?

 

手元だけなくて、ずっと遠く。いろんなことを考えて未来を進んでいかないといけない。時と場合によっては何かを得て何かを失うトレードオフをしなければいけない時もあるはずだ。様々な選択肢がある中で転職が手段だと信じられるなら動けばいいと思う。

 

相談を受けていると、意外にも定年退職して年金と退職金もらって寿命までは余生を楽しんでって昭和すごろくゲームみたいな幻想に囚われている人が多かったりする。

 

お恥ずかしながら僕もそうだ。そうだったとは言わない。今もその幻想に囚われている。そういうのが目の前で消滅したのを目撃した最初の世代だからだ。いつもはもっと辛い未来になるからと相談者に話しているくせに、許してほしい。昭和すごろくは幻想であるという前提で人生を設計してほしい。

 

最近、僕を含めた今の40代は生涯幸せになれないというようなくだりを同世代の山本一郎さんが何かのブログで書いていて悲しくなったことを覚えている。上記も含め図星だと思ったからだ(彼は幸せかもしれないが)。

 

だからこんな愚痴っぽいことをたまに書いて憂さ晴らしをしている。


話を戻すが、子を二人持つ僕は決して良い父親ではなかった(今もだ)。でも心が優しく正義感の強い人間に育ってきていると思う。

 

だが、それだけだ。

 

もっと家族のために戦略性を持ってキャリアを選ぶべきだったと思っている。そしてまだ間に合うならそうしたいと願っている。

 

だから、「親がなくとも子は育つ」は正しいと思うし、同時にベストではないことも知っている。

 

子供には自分の頭で考えて選択させる機会を何度も与えたほうがいい。
決めたことを早々に諦めない耐性とプライドを養ってあげたほうがいい。
子が選んだ機会を進めるように支援できるバックグラウンドを持てたほうがいい。

 

生き方はひとつではないし、多様性が広がっている。だから結婚して子を持つことが人生の正解ではない。子供が欲しくても持てなかった友人も周りにたくさんいる。いろんな生き方があるので、どれも否定しないし、それぞれが素晴らしい。

 

ただ、子を持つと決めた、いや子を授かったご家庭や小さいお子様をお持ちの方は何か気づけるものがあれば拾っていってほしい。

 

いろいろ自戒を込めて。

 

カノープス青山

組織や雇用は愛情なのかなと思うのです。

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週末、久しぶりにディズニーシーに行ってきました。前回行ったのは今は亡き母が健在の頃で、子供の記憶も曖昧だったのでかなりの時間が経過してるんではないかと思います。あ、でもランドは行ったか?僕の記憶も曖昧です。

 

子供がとにかく元気で歩きまくりました。帰宅後iPhoneのヘルスケアアプリ見たら普段の活動量の2.5倍でした(そら疲れるわ)。最近公私ともに老いを感じるなぁ。そろそろ人が欲しい。このブログで書くの何回目だろう?

 

採用の根拠と起源てなんだ?

私のような個人経営をやっている人間が、はじめての人を採用する時ってどんな理由があるのでしょう?

 

  • 業務量が捌けない領域に至った。
  • 一人でできることに限界を感じている。
  • 組織の永続発展に限界を感じている。
  • お客様(相談者様、企業様)の要望にもっと答えたい。
  • 売上をあげたい。
  • そろそろ寂しい。

 

とか。理由はたくさんあると思いますが、僕の場合は上記全部かなと思います。

 

今は良いのです。一人の責任ですし、この仕事は贅沢をしなければ一人でやる分にはなんとか食べていけます。でもそれには必ず限りが出てくるだろうと思い出しました。

 

現時点でも相談者様の多様な要望に答えるにも自分の形成できるクライアント数やその関係作りに割けるリソースが足りない。クライアントの要望を細やかにキャッチアップできるリソースが足りない。

 

また、多くの支援をするには綺麗事抜きに資金は必要です。

 

なぜこんな仕事をしている僕が採用に逃げ腰なのか?

僕はこれまで15年間、人材業界に携わっています。地場産業から上場企業まで、従業員も5名以下から1000人を超える企業まで様々な組織を見てきました。

 

その多くの経験が意思決定を邪魔しているのかもしれません。

 

人材の仕事は企業と人の良いところ・悪いところ、お互いにとっての幸せとは何かを複雑な流れをかいくぐってご縁に繋ぐ仕事ですが、良いものも悪いものも多く見てきました。

 

今はそんなお客様はおりませんが、かつては人を資源のように取り扱う会社や辞める前提、社員とは裏切るものであるという性悪説を目の当たりにすることもありました。

 

「君の意思なんて関係ないからとにかく人をよこせばいい」

「社員なんてどうせ辞めるんだから、コストをかける必要なんてない」

 

すごく衝撃を受けたことがあります。人材紹介業は人売りだと揶揄されることもある仕事ですが(そんなこと一切思ってないですよ)、そんな僕でさえも眉をしかめるような会社はあるのです。もちろん紹介なんてできなかったですが、そういう会社もあるということもこの仕事をして理解しました。

 

紹介した人材が転職先であるクライアントに多大なご迷惑をかけたこともあります。見抜けなかったのです。その人が持つ悪性の強い部分や嘘を。また、面接時と入社後での大きなギャップも感じることは多いです。人一人ひとりの価値観を見抜くことは奇跡的確率であり、未だマッチングにはストレスを感じながら行っています。

 

多分、僕が人を採用できないのは、こういう風に自分が社員を見るようになったらどうしよう?責任とれるのだろうか?社員に裏切られたらどうしよう?「怖い」とどこかで思ってしまうからだと思います。

 

良い会社って何だろう?

一方でとてもうまくいくケースもあります。良い会社の特徴って何だろうなと最近よく考えます。

 

価値観は様々ですので最適解なんて無いと思いますが、僕が見ていて良い会社だなと思うのは、お給料などの衛生要因を抜きとすると、気持ちの部分が多いように思います。

 

すごく曖昧なのですが、愛情や感謝や尊敬などの言葉に代表される極めて定性的なものなのかと思います。

 

良いと思う会社は経営者が本当に従業員を仲間として家族として考えていますし、社員同士もリスペクトをしあっていて、仕事上のミスや悩みなどに向き合うことに逃げていないように思います。どことは言いませんが、そういう会社は増えてきていると思います。いまはまだ理想に届いていなくても努力しているのがとてもわかる会社も沢山あります。

 

それが自分でも作ることができるだろうか?まだ自信がないのかもしれませんね。

 

愛情や感謝、尊敬は家族でも会社でも同じだと思う。

ここでディズニーの話に無理やり戻りますが、昨日は子供と思う存分歩きました。昔の僕ならできなかったと思います。昔は待つのが大嫌いで、待ち時間90分とかダメでしたし、顔に出ていました。でも昨日は全くそんな感情が湧きませんでした。子供が思うようにやりたいようにしてあげたいと思ってました。途中少し寝たけど。

 

僕は起業前後含めて多分ですが、6年間くらい家族に向き合ってきませんでした。いや、向き合ってるふりをしていたと言ったほうが正しいです。

 

ここ6年の僕はこんなでした。

 

それなりの会社を辞めてしまう。どこかの会社で部長になったと浮き足立ったと思えば、自分で会社をやりたいと言い出す。資本金が必要だからと将来の子供達のためにと蓄えていたお金を持ち出す。お給料はでないと言う。

 

多感な年齢の子供を見ていた家内からしてみたら最悪の夫だったはずです。娘や息子からしたら土日もいない、平日も毎晩遅くて信頼関係を作れる相手ではなかったはずです。でもよく何も言わず我慢してくれたと思います。

 

最近になってようやくです。家族との時間を埋め合わせしたいと小さい旅行に行こうとか、ディズニーに付き合ったりとか気持ちが出てきたのは。でも、これはこれで息子は中二、娘は高三とそれなりの大人になっているからすんなりいかない。家族揃ってがどうしてもできない。姉と弟で罵り合う、未だに見ていてイライラすることもありますが、これは家族のことを僕が理解することをサボっていたからです。

 

少しだけ距離が縮まったかもしれないなと思っていますが、どうなんでしょうね?まだ足りません。家族が言い合いしていると自室にこもる弱い僕もいます。もっともっと向き合わないとダメだなと思っています。

 

とうちの家族の話になりましたが、これって会社組織も同じだと思うのです。家族という最小単位でさえもわかりあうのにこれだけ苦労するのです。そして構成員には意思や感情があります。会社組織はこれが他人の集団なのです。コンフリクトするのが当たりまえで、それを前提としてお互いを理解しあわなくてはなりません。

 

それを乗り越えられるのって愛情しかないんじゃないでしょうかね。そんな気がしています。

 

僕が一人目に迎え入れるとしたら、そんな風に社員のことを考えていこうと思っています(そろそろ次に進まないとね)。 

 

カノープス株式会社/青山

転職ご希望の方へ - 「はたらくを喜びにする」人材紹介のカノープス株式会社

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